ロボット教室で使うロボット教材は、どこでも一緒ですか?
ロボット教室の人気が高まっています。最大手のヒューマンアカデミーでは、生徒数が20,000人を超えました。
ヒューマンアカデミー以外にも様々なロボット教室がありますが、教室によって扱うロボット教材は異なります。
それぞれの特徴や金額についてまとめましたので、ロボット教室選びの参考にしてください。
高い物だと10万円近くするロボット教材。どういった違いがあるのか、ちゃんと知っておきましょうね。
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ブロックを使ってロボットを作るのがロボット教室
ロボット教室で扱う教材はブロックです。最も有名なブロックはレゴですよね。
実際にレゴを使ってロボットを作る教室もありますよ。
テキスト(設計書)を見ながらブロックにタイヤ、モーター、センサーなどを組み合わせてロボットを作るのがロボット教室です。
ロボット教室に通わせる際に、抑えておきたいブロック教材は3種類あります。
レゴ、ヒューマンアカデミー、アーテックブロックです。
それぞれの特徴や金額、対象年齢の違いを比較して紹介しますね。
ロボットの違いは?金額、特徴、対象年齢などを比較
本格的ロボットのレゴ・マインドストームEV3
まずはレゴから紹介します。
レゴのロボットにもいくつか種類があるのですが、ロボット教材として1番多く使われているのがマインドストームEV3と呼ばれるロボットです。
世界でもっとも使われているロボット教材といっても過言ではないでしょう。
このロボットを使った世界大会なども開催されていて、組み合わせるパーツやプログラミングを変えることで、様々な本格的ロボットを作ることができます。
実際に動いてるロボットを見ると、よりわかりやすいと思いますので、こちらの紹介動画もぜひご覧ください。
動画の中でも紹介がありましたが、日本でも約6,000校の教育機関がこのマインドストームをプログラミング教材として導入しています。実績は十分ですよね。
ただし、これだけのロボットですから、気になるお値段もちょっと高い。
基本セットだけでも6万円。拡張キットも購入すると追加で2万円。その他のパーツやセンサーなどを追加していくと、合計で10万円以上します。
最初に必要となる費用として、ちょっと気がひける価格ですよね。
マインドストームを使ってプログラミング教育を始めようとするのであれば、それなりの覚悟が必要になると思います。
なお、対象年齢は10歳以上とされていますが、教室によっては小学1年生から扱っているところもあります。子ども次第といったところでしょうか。
レゴ・マインドストームEV3のまとめ
レゴ・マインドストームEV3を使っているロボット教室を紹介します。
レゴ・マインドストームEV3を使うロボット教室
教室名 | クレファス | LITALICOワンダー | ロボ団 |
価格 | 57,283円 | 教室貸出 | 教室貸出 ※購入の場合は57,283円 |
対象年齢 | 小学3年生~ | 小学3年生~ | 小学1年生~ |
公式サイト | https://crefus.com/ | https://wonder.litalico.jp/ | https://robo-done.com/ |
せっかくロボット教室に通わせるなら、ロボットは欲しいです。家でも遊べたほうが絶対いいですからね。
そうなるとクレファスかロボ団になるのですが、入会金などを合わせると初期費用が10万円近くなってしまうので、わが家では無理でした。
「ロボット代だけで6万円も出せないわ…」という方には次に紹介するヒューマンアカデミーのオリジナルロボットがおすすめです。
初期費用がクレファスの約半分で済みますよ。
1番人気のロボット教室、ヒューマンアカデミーのオリジナルロボット
全国で1番生徒が多いロボット教室のヒューマンアカデミーでは、世界的ロボットクリエイター高橋智隆さんが監修を行ったオリジナルロボットを使用します。
赤や黄色といったポップな色使いをしたブロックを使っているので、グレーを基調としているレゴのマインドストームより、明るくかわいい印象がありますね。
色彩豊かな情報が目から入ることで、芸術センスも磨かれそうです。
ブロックの形状はレゴとよく似ており、タイヤやモーター、センサーなどを組み合わせて多種多様なロボットに作り上げることができます。
ヒューマンアカデミーのロボットを監修しているのは、「キロボ」「ロビ」「ロボホン」「エボルタ」などを生み出してきた世界的ロボットクリエイターの高橋智隆さんです。
100年以上の歴史を持つアメリカのポピュラーサイエンス誌で「未来を変える33人」の一人に選ばれている、とにかくめちゃくちゃ凄い人なんです。
また、ヒューマンアカデミーでは毎年全国大会が行われており、そこでは子どもたち自身が自分で考えて作ったロボットを発表する場があります。
子どもたちのプレゼンの様子と、実際に動いてるロボットを動画で見てみてください。
子どもとは思えない、というより、大人でも作れないようなクオリティーの高い、さらに創造性豊かなロボットがいくつも登場しています。
実はわが家もヒューマンアカデミーのロボット教室に通わせているのですが、息子とこの動画を見たことが1つのきっかけになりました。
うちの子にも、こんなロボットが作れるようになってほしい!
僕もやってみたい!ロボットが作りたい!
と珍しく(?)息が合って、その場でヒューマンアカデミーのロボット教室のことを詳しく調べて、最寄りの教室で体験授業をやってることを知り、すぐさま予約しました。
体験授業では、動画ほどレベルの高いロボットはさすがに作れませんが、想像以上にしっかりとしたロボットを作らせてもらえます。
息子も大満足の様子で、この上ない笑顔で楽しんでいました。
さて、これだけのことができるヒューマンアカデミーのロボットですから、お値段もそれなりにするかと思いきや、ずばり30,780円。つまり、レゴ・マインドストームEV3の半額で買えてしまうのです。
これだけのロボットが3万円で買えることはなかなかありません。しかも、対象年齢は5歳以上となっているので、幼稚園や保育園に通ってる子どもでも遊ぶことができます。
扱い方一つで、簡単なロボットから高難度のロボットまで作ることができるのです。
ヒューマンアカデミーオリジナルロボットのまとめ
取り扱っているのは、もちろんヒューマンアカデミーのロボット教室だけです。
ヒューマンアカデミーオリジナルロボット
価格 | 30,780円 |
対象年齢 | 5歳~ |
教室数 | 全国47都道府県にて1200教室以上 |
公式サイト | https://kids.athuman.com/robo/ |
入会金と合わせても、初期費用が5万円程度に抑えられるのもヒューマンアカデミーの良いところ。
あまり高すぎると子どもに過度な期待をしてしまいますし、家計の負担もかかりますからね。
もちろん安い習い事ではないので、入会させるかどうかは慎重に決めてください。
ちなみにわが家は入会前に3か所の教室で体験授業を受けました。
違う教室なら何度でも無料で体験できるのもヒューマンアカデミーの良いところです。
どこの教室もしつこい勧誘はありませんでした。なので、じっくり考えて決めることができましたね。
ロボット教室を検討しているのであれば、ヒューマンアカデミーも一度体験してみると良いですよ。
※ クリック先の公式サイトにて、画面上部の「体験授業受付中」ボタンから、近くの教室をお探しください。
簡単プログラミング!歴史の長いアーテックブロック
最後に紹介するのは、学校教材の老舗アーテック社が作るアーテックブロックです。
縦・横・斜め、どの角度からでも組み付けることができる特注な形をしたブロックがアーテックブロックの特徴です。
正直に言うと、レゴやヒューマンアカデミーのものと比べると素材が少し安っぽいです。とはいえ、他社に見劣りしないロボットを作ることは十分可能。
モーターやセンサーといったパーツを組み合わせることで、色々なプログラミングロボットを作ることができます。
これらはほんの一例で、組み合わせ次第でいくつでもロボットを作ることが可能です。
実際に動いてる様子を動画で見てみましょう。床に書かれた線をセンサーで読み取って動くライントレースロボットです。
手にスマートフォンを持った状態で、ラインに沿って正確に進むのがわかります。
ちゃんと顔もついているので、かわいらしいロボットになっていますね。
昔から学校教材として、多くの教育機関で採用されているアーテックブロックですから、比較的手頃な価格で手に入ります。
インターネットなどでも購入可能で、ロボットの基本セットは3万円程、別途で拡張パーツも買うことができます。
アーテックブロック(アーテックロボ)のまとめ
アーテックブロック(アーテックロボ)を扱っているロボット教室を紹介します。
アーテックブロックを使うロボット教室
教室名 | エジソンアカデミー | もののしくみ研究室 | D-SCHOOLオンライン |
価格 | 43,200円 | 27,000円 2年目 +13,500円 3年目 +13,500円 | 4,980円 ※授業料込!(6ヶ月完結) |
対象年齢 | 小学4年生~ | 小学3年生~ | 小学3年生~ |
公式サイト | https://www.artec-kk.co.jp/school/edison/ | http://robot.gakken.jp/ | https://online.d-school.co/courses/robot/ |
アーテックブロックは使われているロボット教室は3社あります。
- アーテックが運営するロボット教室「アーテックエジソンアカデミー」
- アーテックと学研がコラボしたロボット教室「もののしくみ研究室」
- オンラインでロボットプログラミングが学べる「D-SCHOOLオンライン」
ロボット教室用の拡張パーツなどもセットになっているので、アーテックエジソンアカデミーでは最初に4万円以上、もののしくみ研究室では3年間で5万円以上の費用となります。
その点、D-SCHOOLオンラインは格安設定です。
こちらは6ヶ月間の授業となっており、毎月の授業料込で4,980円と破格の安さ。
使うロボットパーツが限られているので、これだけ安く抑えられているのですが、初めてロボットプログラミングにふれるのであれば、十分学ぶことができます。
オンライン形式の授業ですので、家にいながら学習することもできると人気が高まっています。家の近くにロボット教室がない、ちょっとお試しで始めてみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
ロボット教室の教材まとめ
それぞれの特徴をもう一度おさらいしてみましょう。
- ちょっと高いけど、本格的なロボットが作れるレゴのマインドストームEV3
- 最安値!世界で活躍する高橋智隆先生のヒューマンアカデミーオリジナルロボット
- プログラミング重視!アーテックブロック(アーテックロボ)
マインドストームで学ぶならクレファスがおすすめ
教材費は高額になりますが、その分本格手なロボットが作れるマインドストームでロボットプログラミングを学ぶなら、老舗のロボット教室であるクレファスがおすすめです。
実績も十分。世界大会への取り組みも力を入れているクレファスなら、高いロボット代に負けない授業を受けることができるでしょう。
その分初心者には少し厳しいかもしれませんので、事前に体験授業に参加することだけは忘れないようにしてくださいね。
最安値でロボット教育を受けるならヒューマンアカデミー
初めてのロボット作りなら、最安値であり最大手であるヒューマンアカデミーのロボット教室がおすすめ。
コスパの高いロボットと授業で、ロボットプログラミングを基礎からしっかり学ぶことができます。
他社と違い何月からでも途中入会できるので、いつでも体験授業に参加可能です。
まずは子どもがどのように感じるか確かめに行ってみてはいかがでしょうか。
家の近くにないなら、アーテックロボのD-SCHOOOLオンラインで決まり
D-SCHOOLオンラインなら、自宅近くに教室がなかったり、共働きで送り迎えができない家庭にぴったりです。
アーテックブロックは初心者にとっても優しく、プログラミングも簡単です。
また、オンライン授業ですので24時間好きなときに学習できますし、費用負担も少なくて済みます。
人気の英語&プログラミングコースであれば14日間無料で体験できるので、ロボットコースと併用するのもアリです。
パソコンさえあれば今すぐ試すことができるので、ぜひ覗いてみてください。
わが家はヒューマンアカデミーのロボット教室に通っています!
私の子どもはヒューマンアカデミーのロボット教室でプログラミングを学んでいます。教室選びの決め手となったのは、体験授業に参加したときの先生や教室の雰囲気ですね。
ヒューマンアカデミーのロボット教室は教室の数が多いので、家から通いやすい場所で見つかりやすいと思います。
体験教室なら無料で参加できるので、お試し気分で子どもの反応を確かめてみてはいかがでしょうか。
しつこい勧誘もないですし、意味がなさそうであれば入会しなければいいだけなので、後になって「あの時体験教室だけでも連れて行けば…」となってからでは遅いですからね。
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