ヒューマンアカデミーロボット教室の中部地区大会を友だち家族と観戦してきました
7月23日(月)に名古屋駅にあるウインクあいちで行われた「ヒューマンアカデミーロボット教室中部地区大会」を観戦してきました。
時間の都合で最後まで観ることができず、念願の高橋智隆先生の講演が聞けなかったことが非常に悔やまれますが、同年代の子たちがみんなの前で発表する姿を見たことで、わが子のロボット熱はさらに加熱。
友だち親子、特にお母さんは大興奮で「体験教室ってどうやって申し込めばいいの!?」とその場でスマホから申し込んでました。
\ 学期途中の入会・体験教室OK /
ヒューマンアカデミーロボット教室全国大会について
ヒューマンアカデミーロボット教室全国大会について簡単に紹介します。
ヒューマンアカデミーロボット教室全国大会とは
毎年夏休みに行われる、ヒューマンアカデミーロボット教室の生徒のみが参加できる大会。
オリジナルのライントレースロボットでタイムを競うテクニカルコンテストと、自分で考えて作ったロボットをプレゼンするアイデアロボットの2部門に分かれています。
ヒューマンアカデミーロボット教室全国大会
テクニカルコンテスト | 床に黒いラインで描かれたコースをたどり、ゴールする速さを競う。 |
アイデアロボット | オリジナルロボットのアイデア(創造力)と、 それを実現する技術力を競う。 |
予選地区大会
予選は全国の5地区に分かれて行われ、各地区の1と2位の生徒が東京で行われる全国大会に出場することができます。
< 予選の5地区 >()内は開催地、開催日
- 北日本地区(仙台 8月1日(水))
- 関東地区(東京 7月29日(日))
- 中部地区(愛知 7月23日(月))
- 西日本地区(大阪 8月7日(火))
- 九州地区(福岡 7月26日(木))
< 全国大会(決勝) >
- 東京大学安田講堂(本郷キャンパス内) 8月25日(土)
※8月1日より公式サイトにて観覧申込み開始になります。
前回(第7回)大会の結果
前回(第7回)大会も全国大会は東京大学安田講堂で行われました。
アイデアロボットコンテストでMVPに輝いたのは、ミドルコース部門として出場していた大阪・狭山池前教室に通う花園明良君。なんと小学4年生。
しかもベーシック部門として出場していた第6回大会に続きMVP2連覇という異形を成し遂げました。
その他、各コースから最優秀賞が1名ずつ選ばれています。
テクニカルコンテストの上位4名はこの子たちです。
ダイジェスト映像
MVPに輝いた花園明良君とプライマリー部門に出場した年長の勝又皇晴君によるプレゼンの様子や、ライントレースロボットでスピードを競っている様子をダイジェストで観ることができます。
\ 1分でわかる第7回全国大会の様子 /
年長とは思えない堂々としたプレゼンには本当に驚かされますよね。
中部地区大会の様子【写真・動画付き】
それでは中部地区大会の様子を簡単にレビューしたいと思います。
テクニカルコンテストの様子
まず初めにテクニカルコンテストから行われていました。中部地区大会にはアドバンスプログラミングコースに通う総勢32名の子が参加。熱戦を繰り広げていましたね。
テクニカルコンテストは、床に描かれた黒い線に沿ってロボットを走らせて、GOAL地点にしっかりと停まるまでの速さを競います。
黒い線をロボットの先端に取り付けた光センサーで読み取り、それに合わせてタイヤの向きが変わるようにプログラミングを組むことで、カーブやヘアピンに沿って走ることができるのです。
スピードが早すぎるとセンサーが反応しないですし、センサーの場所が悪くてもダメです。また、しっかりとプログラミングが組めてないと逆走したり、全然違うところ向いて走っていってしまいます。
司会の方がおっしゃっていましたが、前回大会ではたった30%の生徒しか完走できなかったようです。
審議は3回、リカバリータイムあり
1人につき3回走らせることができます。その中で1番良いタイムがスコアとなるのですが、途中でリカバリータイムというのが設けられていました。
上手に走れなかったり、思ったよりもタイムが出なかった子らは、ロボットを修正することができます。
単にロボットを組み替えるだけでなく、この短時間(おそらく最大2分間)でプログラミングを修正させる子もいます。
ざっくりとした割合ですが、このリカバリータイムを活用することで、完走できるようになった子が半数くらいいました。
また、タイムを伸ばした子も数人いましたね。
尚、中部地区大会の最後に出場した子は、1回目の審議で失敗しリカバリータイムを使用するも2回目の審議も失敗。
再度リカバリータイムを使用し、3回目の審議でようやくゴール。しかもその日の最速タイムを叩き出すというドラマのような展開でした。
見ていてめちゃくちゃ興奮。子どもと一緒に「おぉぉぉぉ!!」と歓声を上げていましたね。
テクニカルコンテストを見ていた子どもの様子
わが子はまだミドルコースなので、プログラミングはやっていません。前回大会も見に行けなかったので、今回初めて生でライントレースロボットの競争を観ることになりました。
もしかしたらちょっと退屈かな?と不安だったのですが、要らぬ心配でしたね。
ずーっと前のめりでレースを見ており「すごいね!すごいね!」と興奮しっぱなし。「僕もやりたい!」と意気揚々と目を輝かせていました。
アイデアロボットの様子
10分間の休憩を挟んでアイデアロボットのプレゼンが始まりました。
トップバッターの子からいきなり大掛かりな仕組みが!
三脚を山岳に見立てて、ロープウェイのロボットを作っていました。もういきなり凄いものを見せつけられましたね。
子どもも「なにあれ!?」と驚きを隠せない様子でした。
プレゼン動画
何人かのプレゼンを見せていただきましたが、どの子も小学生とは思えない堂々たる話し方ができていて、本当にびっくりです。
その中でも私の子どもに1番衝撃を与えてくれたのが、小学2年生の女の子でした。
女の子らしい発想と、2年生とは思えないほどしっかりと話す姿に、息子はとても悔しそうでしたし、娘は少し憧れのような視線を送っていました。
私たち夫婦も友だち夫婦も「すごいねぇ…」と終始呆然で、「今の子たちって本当に凄い」「負けてられないわね」と声を合わせてましたね。
※プライバシー保護のため、一部モザイク処理を施しています。
大会を終えて、子どもと友だち親子の反応
時間の都合で最後まで観ることはできませんでしたが、全部で6,7人のプレゼンを観ることはできました。
どの子達もしっかりしていて、あんな大きな会場の大勢の人の前なのに、ちゃんと最後まで話ができるって本当に凄いなぁと思いました。
私の子どもの反応
私の子どもたちは、特に息子は「来年僕も出たい!」とやる気満々。連れてきて正解でした。
娘は「ふーん」といった感じではありましたが、あれで内心負けず嫌いなものですから、きっと来年の大会には「出る」って言うと思います。家に帰ってからずっとロボット触っていましたからね。
友だち親子の反応
友だち親子はと言うと、実は子どもはあまり興味を示さなかったです。と言うのも、壇上まで少し距離があって見えづらいのと、やはりただ眺めるだけでは面白みは感じられないのかもしれません。
実際にロボットを作った経験があったり、間近でさわれたりしないと想像もつきにくいでしょう。
逆に親は「これは絶対やらせたい」「将来役に立つに決まってる」と温度が一気に高まっていました。
参加者特典で入会金無料になるチラシを頂いたのもあり、「体験教室っていつでもやってるの?」「どっから申し込めばいい?」と帰りの電車の中でさっそくスマホからネット予約していました。
これから地区大会、全国大会を見に行く人へアドバイス
なるべく前の席で見たほうがいい
私たちが失敗したのは行く時間です。開演が12:30だったのですが10分ほど遅れてしまったのです。
そうしたら前の方の席は全滅で、少し後ろから観ることに。ちょっと見えづらかったのが悔やまれました。
特に、ロボット教室に通っていない子の場合は、できる限り前の方で見せてあげた方が興奮も伝わりやすいと思います。
しっかりと開演前から並んだ方が良いでしょう。
行けるなら先に体験教室へ
地区大会はもうすぐなので難しいでしょうが、8月に行われる全国大会に行く予定であれば、先に体験教室に行っておいたほうが子どもの温度が違うと思います。
ロボットを作る楽しさ、難しさ、様々なアイデアで無限に広がる可能性。そういったことを体験しているかいないかで、ロボットへの興味度が大いに変わります。
今からでもまだ間に合いますし、違う教室であれば何度でも体験教室には行けますから、夏休みで多少時間に余裕がある今のうちに参加しておくと良いと思いますよ。
もちろん無料です。
体験教室に行ってわかった理系の資質
ものは試しとヒューマンアカデミーの体験教室に行ったことで子どもがロボットに興味があることがわかりました。私の子どもとは思えないほど理系の資質があったのが1番の驚きでした。
もし家の近くにヒューマンアカデミーがあるのであれば、体験教室に行ってみるのをおすすめします。
体験教室は無料ですし、しつこい勧誘がないので気軽に楽しめますよ。お試し気分で子どもの反応を確かめてみてはいかがでしょうか。
後になって「あの時体験教室だけでも連れて行けば…」となってからでは遅いですからね。
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