ちちんぷいぷいプログラミング第9回放送もAI(画像生成)のお話でしたね。今回もとても楽しかったです!
2020年から小学校で始まる「プログラミング教育」を体験できる子ども向け教育番組「ちちんぷいぷいプログラミング」の第9回目の放送が11月4日(日)に行われました。
今回は、AIを使って画像と画像の中間画像を作るお話です。
なお、番組内で紹介する「DeepAnalyzer」というソフトは一般公開されていないため、残念ながら自宅のパソコンでさわることはできません。
そのため、少し理解しずらいところもあるかもしれませんが、「人工知能にどんなことをさせているのか?」という観点で見ると良いでしょう。
9話のまとめです。動画もぜひご覧ください。
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【第9回】人工知能でAさんとBさんの『中間顔』を作ってみよう!
動画(YouTube)で見たい方はこちら。
人工知能でAさんとBさんの『中間顔』を作ってみよう!
エンちゃん:世界一プログラミングに詳しいゆるキャラエンちゃんです。
小池美由:プログラミングアイドルへの道を駆け上がり中の小池美由です!
エンちゃん:えっ、駆け上がり中なんですか?
小池美由:確認しないでもらえます~?
エンちゃん:まあ、とにかく今日も頑張りましょう。
エンちゃん:今日のテーマは「敵対的生成ネットワークによる顔生成」です。
小池美由:なるほど~。
エンちゃん:わかったふりをしないでください。簡単に言うと、人工知能で顔を分析して”顔の特徴ベクトル” ”特徴の傾向”を学習します。
そして”特徴ベクトル”を使うと、顔と顔の中間を作成するってことができるというデモです。
小池美由:???
エンちゃん:まぁ、とりあえずやってみましょう!
人工知能にたくさんの顔と特徴を学習させよう
エンちゃん:そのためにはまず顔のサンプルが必要です。
エンちゃん:今回は「CelebA」という、セレブの顔がたくさん入っているデータに小池さんの画像を混ぜたものを使います。
セレブの顔データだけで、19万6513枚も入っているのですが、こちらをDeepAnalyzer(ディープアナライザー)にアップロード。覚えてますよね?
小池美由:ここは大丈夫!
エンちゃん:次はネットワークでNewをクリック。今回は「敵対的生成ネットワーク」通称”DCGAN”を使います。ざっくり言うと、とにかく与えた情報を徹底的に学習して特徴をつかむということです。
小池美由:ん~、とりあえずやってもらってもいいですか?
エンちゃん:じゃあデーたセットは「CelebA」を選んで次のステップ。ノード数は1、エポック数100でスタートします。ほら前回とほぼ一緒でしょう?
小池美由:あぁ確かに、ふんわり分かるかも。
エンちゃん:良かった~。ただこれ、コンピュータが学習するのに数時間かかります。
小池美由:えぇ!?
中間顔を人工知能で作成してみよう!
エンちゃん:ということで、学習済みのデータに差し替えて、中間顔生成をやってみましょう。
エンちゃん:INFERENCE(推論)をクリックしてノード数を選びます。今回は1つなのでそのまま次のステップ。
エンちゃん:え~ここで、学習されたデータから自動的に沢山の画像が生成されます。小池さんの顔もありますね。
小池美由:お~。
エンちゃん:今回この4つの顔で中間顔を生成してみます。
小池美由:よし!スタート!
学習結果を見てみよう!
エンちゃん:はいできました。小池さんがだんだんサングラスをかけたおじさんに変わっていったりとか、こんな感じで中間的な顔を生成することができます。
小池美由:中性的。あ、中間顔だから、それでいいのか。
エンちゃん:さらに、この敵対的生成ネットワークを使うと、小池さんを落書きからつくることができます。
エンちゃん:このINFERENCEというのを使って、これを人工知能に見せて、これから小池さんぽい顔を生成してみます。
小池美由:本当に~!?
エンちゃん:はい、こんな感じ。
小池美由:これからできた小池の顔!?
エンちゃん:はい。
小池美由:すごーい!
エンちゃん:それでは、いつものお師匠さんの時間です。
敵対的生成学習は教師なし学習という高度な学習手法
AI師匠:今回勉強した敵対的生成学習、通称GANは教師なし学習という高度な学習手法なんだ。
前回は、画像がキャベツかレタスか白菜かという正解を教えたけれども、GANでは正解がない問題を学ぶんだ。
仕組みとしては、絵を描くAIと絵の出来栄えを判定するAI、2つのAIを競い合わせどんどん絵がうまくなっていくんだ。という原理なんだよ。
人工知能はアイデア次第で色んなことができるんです。はい、常在戦場!
小池美由:常在戦場!常在戦場!
エンちゃん:小池さん、その言葉の意味わかって言ってます?
小池美由:え…。
エンちゃん:もう、師匠のありがたいお話なんですから、ちゃんと聞いてくださいよ。
小池美由:聞いてるってば~!
ちちんぷいぷいプログラミング 第9回「人工知能でAさんとBさんの『中間顔』を作る!?」 おわり
第9回放送「人工知能でAさんとBさんの『中間顔』を作る!?」まとめ
今回は、人工知能を使って中間顔を作ってみました。
そういえば、そんな遊びができるスマホアプリがありますよね。テレビなんかでも合成写真があったりしますが、それは全部AI(人工知能)でできちゃうんです。
面白いですよねぇ。もっともっと人工知能で色んな遊びがしたいなぁと見ていて思いました。
次回の放送は11月11日(日)朝9時55分からです。
お子さんがプログラミングや人工知能に興味を持って、超スマート社会に活躍できる大人になってくれると良いですね。
プログラミング教育、がんばりましょう。応援しています!
※当サイトでは毎週放送内容をまとめたものを更新予定です。気になる方は、ぜひブックマークください。
実際にふれてみることがプログラミング教育の第一歩!
プログラミングは、大人が思っているよりも難しいものではありません!
「プログラミング」と聞くと、「なんだかよくわからないもの」「難しい」といったイメージを持つかもしれません。
ですが、生まれたときからスマホやタブレットにふれている今の子どもたちにとっては違います。
「楽しいもの」「わくわくするもの」と、ゲーム感覚で取り組めてしまう子もたくさんいるのです。
なので、「どうせうちの子には無理だわ」と子どもの将来性を潰してしまうのはよくありません。
まずは、一度プログラミングにふれさせてみることで、子どものセンスや興味を確認してみることが大事ですよ。
自宅で親が教えてあげられないのであれば、プログラミング教室で行われている体験授業などを利用するのがベターです。
無料で参加できることが多いので、「まずは試し」と連れて行ってあげるといいでしょう。
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しつこい勧誘もないので気軽に楽しむことができますよ。ぜひ活用してあげてください。
意味がなさそうであれば入会しなければいいだけなので、後になって「あの時体験教室だけでも連れて行っていれば…」となってからでは遅いですからね
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