【第8回まとめ】「キャベツ・白菜・レタス」を識別するAIを作ってみよう!|ちちんぷいぷいプログラミング

【第8回まとめ】「キャベツ・白菜・レタス」を識別するAIを作ってみよう!|ちちんぷいぷいプログラミング

前回放送分はこちら

ちちんぷいぷいプログラミング第8回放送もAI(画像識別)のお話でしたね。今回もとても楽しかったです!

2020年から小学校で始まる「プログラミング教育」を体験できる子ども向け教育番組「ちちんぷいぷいプログラミング」の第8回目の放送が10月28日(日)に行われました。

今回も、前回に引き続きAIの画像識別技術についてのお話です。

なお、番組内で紹介する「DeepAnalyzer」というソフトは一般公開されていないため、残念ながら自宅のパソコンでさわることはできません。

そのため、少し理解しずらいところもあるかもしれませんが、「人工知能にどんなことをさせているのか?」という観点で見ると良いでしょう。

8話のまとめです。動画もぜひご覧ください。


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目次

【第8回】「キャベツ・白菜・レタス」を識別するAIを作ってみよう!

【第8回】 キャベツ・白菜・レタスを識別するAIを作ってみよう

動画(YouTube)で見たい方はこちら。

人工知能に「キャベツ・白菜・レタス」を識別させてみよう!

世界一プログラミングに詳しいゆるキャラエンちゃんです

エンちゃん:世界一プログラミングに詳しいゆるキャラエンちゃんです

プログラミングアイドルを目指して日々精進!小池美由です。

小池美由:プログラミングアイドルを目指して日々精進!小池美由です。

エンちゃん:小池さんどうですか?プログラミングアイドルになれそうですか?

小池美由:あんまり、自信ないです。

エンちゃん:そんなにきっぱり答えないでください。

小池美由:でも、やる気はあるんです!

今日は、「キャベツ・白菜・レタスを見分ける」AIを作ります。

エンちゃん:今日は、「キャベツ・白菜・レタスを見分ける」AIを作ります。

小池美由:レタスチャーハン大好きです!

エンちゃん:聞いてないですけどね。

人工知能に「キャベツ」「白菜」「レタス」を覚えさせるための画像をセットする

エンちゃん:まずはキャベツと白菜とレタスを見分けるために、それぞれの画像をたくさん用意します。

まずはキャベツと白菜とレタスを見分けるために、それぞれの画像をたくさん用意します。

エンちゃん:「vegi」(ベジ)というフォルダの中に「キャベツ」「白菜」「レタス」とそれぞれディレクトリを作り、圧縮したZIPファイルを DEEP Analyzer にアップロードします。

Deep Analyzerを開いて、データセットnew。

エンちゃん:Deep Analyzerを開いて、データセットnew。

小池美由:手順は前回と一緒だね。

エンちゃん:そうなんです。アップロードされたデータがこれです。

アップロードされたデータがこれです。

エンちゃん:こんな感じで「キャベツ」「白菜」「レタス」データが入りました。

人工知能に3つの野菜を覚えさせよう!

ここで先週と同じようにニューラルネットワークに学習させます

エンちゃん:ここで先週と同じようにニューラルネットワークに学習させます。

ネットワークのnewから画像の分類・Image Classificationを選び、データセットをベジに、で、ノード数は1、エポック数は100で。

エンちゃん:ネットワークのnewから画像の分類「Image Classification」を選び、データセットを「vegi.zip」(ベジ)、で学習を開始して、ノード数は「1」、エポック数は学習回数なんで「100」で。

小池美由:クリック!

学習結果を見てみよう!

かなり時間があるんで学習済みのデータに差し替えます

エンちゃん:今、学習が始まりましたね。これかなり時間がかかるんで、学習済みのデータに差し替えます。

小池美由:出た!差し替え!

Image Classificationのデータセットページ

小池美由:ネットワークにいき、Image Classificationのデータセットページにいって、学習結果のグラフをみてみると…

前見たのよりガチャガチャしてる

小池美由:なんか、前見たのよりガチャガチャしてる?

エンちゃん:うーん、まぁ難しいんでしょうね。でも、一応ロス=間違いが減って、正解率の青い線が90%ぐらいに上がっているので、それなりに学習できてるんじゃないですかね。

小池美由:やってみたい!

エンちゃん:じゃあ実際に、識別できるか試してみましょうか。

AIの学習結果を確認してみよう!

小池さんは何に見えます?

エンちゃん:これ、小池さんは何に見えます?

小池美由:キャベツ!

エンちゃん:私たちから見たらこれはキャベツですね。じゃあ人工知能はちゃんと識別できるんでしょうか?

「START INFERENCE」をクリック!

小池美由:「START INFERENCE」をクリック!

ほぼキャベツに見えてますね。

エンちゃん:85.9%がキャベツ。まぁほぼキャベツに見えてますね。

白菜!

エンちゃん:じゃあ、これはどうでしょう?

小池美由:白菜

エンちゃん:では。

小池美由:レッツ「START INFERENCE」!

94.1%!ほぼ白菜ってことで、大正解ですね!

エンちゃん:94.1%!ほぼ白菜ってことで、大正解ですね!

人工知能は時々間違えることはありますよ

エンちゃん:人工知能は時々間違えることも、もちろんありますよ。人間だって間違えることがありますからね。ということで、今回は「キャベツ」「レタス」「白菜」が識別できるAIができたといえるでしょう。

小池美由:なーんか楽しかった~!

エンちゃん:それを聞いて安心しました。では、お師匠さんの時間です。

人工知能が人間の作業を楽にする時代に

それまでは人間にしかできないと思われていた作業をコンピューターにやらせることができるようになった

AI師匠:画像を識別するAIが登場したことで、それまでは人間にしかできないと思われていた作業をコンピューターにやらせることができるようになったんだ。

例えば、銀行の振込用紙や保険の証書を自動的に読み込んで、人間の作業を楽にする仕事もできたりするんだね。

実はみんなの見えないところで密かに少しずつ仕事がAIに置き換わっています。はい、常在戦場!

やっとお師匠さんの話が理解できるようになりましたか。

小池美由:常在戦場…。やっぱり、毎回言ってる。

エンちゃん:どうしましたか?

小池美由:結構身近にAIって使われてるんですね。

エンちゃん:やっとお師匠さんの話を理解できるようになりましたか。うれしいです。ここまで教えたかい(甲斐)があった。

小池美由:まぁ、プログラミングはぶっちゃけ、全然わかんないけど!

エンちゃん:先が思いやられますが、引き続き頑張りましょう!

ちちんぷいぷいプログラミング 第8回「「キャベツ・白菜・レタス」を識別するAIを作ってみよう!」 おわり

第8回放送「「キャベツ・白菜・レタス」を識別するAIを作ってみよう!」まとめ

第8回放送「「キャベツ・白菜・レタス」を識別するAIを作ってみよう!」まとめ

今回は、よく似た3つのモノ(キャベツ、白菜、レタス)の人工知能に学習させて識別をさせてみました。

大人でも見ていて楽しかったのではないでしょうか?子どもと一緒に「すごーい!」とはしゃいでしまいました。

この番組を見ていると、人工知能が意外と身近なものなんだなぁと実感することができますよね。

次回の放送は11月4日(日)朝9時55分からです。

お子さんがプログラミングや人工知能に興味を持って、超スマート社会に活躍できる大人になってくれると良いですね。

プログラミング教育、がんばりましょう。応援しています!

※当サイトでは毎週放送内容をまとめたものを更新予定です。気になる方は、ぜひブックマークください。

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実際にふれてみることがプログラミング教育の第一歩!

プログラミングは、大人が思っているよりも難しいものではありません!

「プログラミング」と聞くと、「なんだかよくわからないもの」「難しい」といったイメージを持つかもしれません。

ですが、生まれたときからスマホやタブレットにふれている今の子どもたちにとっては違います。

「楽しいもの」「わくわくするもの」と、ゲーム感覚で取り組めてしまう子もたくさんいるのです。

なので、「どうせうちの子には無理だわ」と子どもの将来性を潰してしまうのはよくありません。

まずは、一度プログラミングにふれさせてみることで、子どものセンスや興味を確認してみることが大事ですよ。

自宅で親が教えてあげられないのであれば、プログラミング教室で行われている体験授業などを利用するのがベターです。

無料で参加できることが多いので、「まずは試し」と連れて行ってあげるといいでしょう。

子ども向けプログラミング教室を全国に展開しているヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室なら、今だけ無料で体験可能です。

しつこい勧誘もないので気軽に楽しむことができますよ。ぜひ活用してあげてください。

意味がなさそうであれば入会しなければいいだけなので、後になって「あの時体験教室だけでも連れて行っていれば…」となってからでは遅いですからね

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この記事を書いた人

教育教材メーカー勤務の36歳、文系の学部卒。
10歳になる息子と9歳になる娘、愛する妻、愛犬のシーズー♂の4人+1匹家族。
息子は小学1年生から、娘は年長(5歳)からロボット教室へ通わせています。
最近は子どもたちよりロボットプログラミングに夢中?

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