ちちんぷいぷいプログラミング第7回放送はAIのお話でした。思ってたよりもわかりやすかったです!
2020年から小学校で始まる「プログラミング教育」を体験できる子ども向け教育番組「ちちんぷいぷいプログラミング」の第7回目の放送が10月21日(日)に行われました。
今回は、AI(Artificial Intelligence アーティフィシャルインテリジェンス)つまり「人工知能」について学びます。その中でも1番わかりやすい画像識別技術についてのお話です。
番組内で紹介する「DeepAnalyzer」というソフトは一般公開されていないため、残念ながら自宅のパソコンでさわることはできません。
そのため、少し理解しずらいところもあるかもしれませんが、まずは「人工知能ってこんなことができるのか~」と興味を持ってもらえれば良いと思います。
7話のまとめです。動画もぜひご覧ください。
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【第7回】AIで画像を見分ける!人工知能を作る!?
動画(YouTube)で見たい方はこちら。
画像を見分けることができる人工知能!?
エンちゃん:こんにちは~。世界一プログラミングに詳しいいるからエンちゃんで~す。
小池美由:プログラミングアイドルを目指す!現状は<ただのアイドル>小池美由です。
エンちゃん:小池さん、前回だいぶ打ちのめされていましたねぇ。
小池美由:なんでそんなに嬉しそうなの!
エンちゃん:そんなことないです。
小池美由:ある!
エンちゃん:さあ今日から「Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)」 略して”AI”「人工知能」がテーマです。
小池美由:よく聞くやつ~。
エンちゃん:今はそれぐらいの認識でいいです!今回のテーマは「Image Classification(イメージクラシフィケーション)」です。
小池美由:何かの呪文ですか?
エンちゃん:違います。日本語で言うと「画像識別技術」。
エンちゃん:例えば、この写真をコンピューターに見せると「飛行機」、この写真の場合は「サッカーボール」と認識するように、この「Caltech101」というデータセットをコンピューターに学習させると、どれがどんな画像か分かるようになってくれます。
小池美由:え?じゃあ私の写真を見せたら「小池美由」だって分かってくれるの?
エンちゃん:え、その場合「顔」と識別します。
小池美由:えええええええええ!
「Caltech101」をダウンロードしてコンピュータに学習させてみよう!
エンちゃん:では早速「Caltech101」をダウンロードして開いてみます。
※「Caltech101」はこちらのページから実際にダウンロードすることができます。ただし、今回学習に使用するAIソフトの「DeepAnalyzer(ディープアナライザー)」が一般公開されていないため、番組と同じような操作を自分のパソコンで行うことはできません。
動画を見ながら疑似体験でAIにふれてみましょう。
エンちゃん:このデータを「DeepAnalyzer」というソフトに入れると、コンピューターが学習して物を識別するようになります。とりあえずやってみましょう。
エンちゃん:「DeepAnalyzer」を開いて、New Datesetsをクリック。
エンちゃん:「Caltech101」のファイルを圧縮したZIPファイルをドロップ&ドラッグしてアップロードします。このデータを人工知能に学習させてみましょう。
小池美由:はーい…。
エンちゃん:やる気出してください。
エンちゃん:ではトップに戻ってnew networksからimage Classification自動分類を選択し、
エンちゃん:データセットはさっきのアップロードした101オブジェクトカテゴリーズ。モデルは細かい設定をしないで、そのまま次のステップに進みます。
エンちゃん:次に学習のセッティング。今回試しに「1」で。じゃあ、スタート。
小池美由:はい!スタート!
すでに学習したものを見てみよう
エンちゃん:けっこう時間がかかるので、学習済みのものを見てみましょう。
小池美由:すごい。料理番組みたい!
エンちゃん:この円の中心の100というのが「エポック数」、学習回数です。100回に設定して、もう100回まで学習しましたよっということです。
エンちゃん:この下のグラフ、これは学習経緯のグラフです。間違いが少なくなるように、コンピュータが学習していきます。小池さんもやってみましょう。
小池美由:ぜひ、私の写真で!
エンちゃん:しょうがないなぁ。
学習の効果を見てみよう!
エンちゃん:「INFERENCE」をクリックして、はい、じゃあここに自分の写真をドラッグしていれてみてください。
小池美由:いれました!
エンちゃん:じゃあ、スタート。
小池美由:「顔」って認識されなかったら、立ち直れないんですけど…。
エンちゃん:出ました。「Face」。ちゃんと顔だと認識されましたね。人工知能がちゃんと学習できてるってことです。
小池美由:よかった~!私も人工知能に認められたプログラミングアイドル!
エンちゃん:それとこれとは全く別問題です。では、お師匠さんの時間です。
人工知能の性能は育て方で決まる!
AI師匠:人工知能はたくさんの画像を覚えさせると、それが何であるか当てることができます。でも見たことがないものはわからないんです。
例えばアメリカで育てられた人工知能は、つけ麺を見てもパスタとかマッシュポテトに見えてしまうんだね。
人工知能の性能のは育て方で決まるから、実はプログラムそのものよりも、どんなデータを集めるか見せるかということが大切です。はい、常在戦場!
小池美由:AIを学んだ今日はお師匠さんが輝いて見えました。そしてあの最後の呪文も、なんかイイ~。
エンちゃん:ここまできて、やっとありがたみがわかりましたか。
小池美由:次回もがんばります!
ちちんぷいぷいプログラミング 第7回「AIで画像を見分ける!人工知能を作る!?」 おわり
第7回放送「AIで画像を見分ける!人工知能を作る!?」まとめ
今回は、人工知能の中でも1番身近な「画像識別技術」についてのお話でした。
わかりやすく面白い内容だったので、人工知能に対して興味がわいたのではないでしょうか。
お師匠さんも言っていましたが、人工知能はプログラムそのものよりもデータの良し悪しで性能が決まるという面白い特徴を持っています。
プログラミング同様に、試しにふれてみることで「実は難しくないもの」という感覚になれることでしょう。
次回の放送は10月28日(日)朝9時55分からです。
お子さんがプログラミングや人工知能に興味を持って、超スマート社会に活躍できる大人になってくれると良いですね。
プログラミング教育、がんばりましょう。応援しています!
※当サイトでは毎週放送内容をまとめたものを更新予定です。気になる方は、ぜひブックマークください。
実際にふれてみることがプログラミング教育の第一歩!
プログラミングは、大人が思っているよりも難しいものではありません!
「プログラミング」と聞くと、「なんだかよくわからないもの」「難しい」といったイメージを持つかもしれません。
ですが、生まれたときからスマホやタブレットにふれている今の子どもたちにとっては違います。
「楽しいもの」「わくわくするもの」と、ゲーム感覚で取り組めてしまう子もたくさんいるのです。
なので、「どうせうちの子には無理だわ」と子どもの将来性を潰してしまうのはよくありません。
まずは、一度プログラミングにふれさせてみることで、子どものセンスや興味を確認してみることが大事ですよ。
自宅で親が教えてあげられないのであれば、プログラミング教室で行われている体験授業などを利用するのがベターです。
無料で参加できることが多いので、「まずは試し」と連れて行ってあげるといいでしょう。
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意味がなさそうであれば入会しなければいいだけなので、後になって「あの時体験教室だけでも連れて行っていれば…」となってからでは遅いですからね
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